だんだん寒くなり暖房が必要な季節となってきました。今回は暖房の即戦力として人気のセラミックファンヒーターのメリット・デメリットをご紹介します。また、パナソニックから発売されているセラミックファンヒーターを徹底比較します。
セラミックファンヒーターのメリット・デメリット
セラミックファンヒーターは電気の力でセラミックを発熱させ、温風を出す暖房器具です。最近はすぐに温める簡易暖房として人気です。まず、セラミックファンヒーターのメリット・デメリットは何なのでしょうか。
メリット1:すぐに温風が出る
石油ファンヒーターや電気ストーブは暖かくなるまでに時間がかかりますが、セラミックファンヒータは電源を入れてから数秒で温風が出てきます。
メリット2:部屋の空気を汚さない
石油などの燃料を燃やす暖房と違い、電気の力でセラミックを発熱させるため、排ガスなどは一切出ません。そのため、部屋に嫌な臭いがしたり、換気が必要だったりということが不要になります。
メリット3:小型軽量、燃料補充不要
セラミックファンヒーターは小型で軽量なので電源があればどこにでも簡単に移動することができます。また、面倒な燃料の補充も不要です。
デメリット1:局所的にしか暖めらない
エアコンや石油ファンヒーターなどと比較すると暖房能力が低いので、一台で部屋全体を暖かくするのは難しいです。そのため、お風呂の脱衣所などの狭い空間やデスクワークの足元を暖めたいといった用途に向いている暖房器具です。
デメリット2:消費電力が高い
セラミックファンヒーターの最大消費電力は1200Wほどで消費電力が大きいです。1日付けっ放しなどにしておくと電気代も高くなってしまいます。そのため、長時間使うのではなく、脱衣所やキッチンの足元のような一時的に使う用途に向いています。
また、人感センサーなどで人がいないときは、スイッチを切る機種もありますので、そういった機能でも電気代は少しでも抑えられると思います。
デメリット3:空気が乾燥する
石油などを燃やした場合は、燃焼により水が生じるので比較的乾燥しにくいですが、石油ファンヒーターは直接空気を暖めますので、必然的に空気が乾燥します。冬の空気の乾燥は風邪などに繋がりますので注意が必要です。
そのため、加湿器と併用すると良いでしょう。また加湿機能付きのセラミックファンヒーターもありますので、乾燥がきになる場合はそういった商品を選ぶのもよいでしょう。
パナソニック セラミックファンヒーターのおすすめ
安さ・コンパクトさを求めるならDS-1206、DS-FN1200
パナソニックのセラミックファンヒーターの中でもっともお手軽に買えるのがDS-1206、DS−FN1200です。アマゾンでは1万円以下で購入することができます。暖房性能としては上位機種と変わりし、余計な機能が付いていないので軽くてコンパクトです。
また、DS-1206、DS−FN1200はタイマー付きかタイマーなしだけの違いです。価格はDS−FN1200が少し安いです。
加湿もしたいならDS-FKS1205、DS-FKS1204
セラミックファンヒーターの空気が乾燥するというデメリットをカバーしたいのなら加湿機能の付いたDS-FKS1205、DS-FKS1204がおすすめです。
DS-FKS1205がDS-FKS1204より新製品で、違いはカラーでブラックが選べること、ナノイーが搭載されているという点だけです。DS-FKS1205は2万円弱、DS-FKS1204は1.5万円です。
縦横どちらも置けるDS-FTX1210、DS-FTX1201、FTS1201
DS-FTX1210、DS-FTX1201、FTS1201の3機種はいずれも縦でも横でも置くことができるモデルになっています。また、温風は強・中・弱の3段階で調整できるのも他のモデルにない特徴です。
DS-FTX1210、DS-FTX1201、FTS1201の違いは「ナノイーの搭載」や「ナノイー単独運転ができるか」と本体カラーだけです。ナノイーは不要、本体カラーにはこだわらないといった場合はFTS1201がもっとも安く12000円で購入できるのでお買い得です。