ソニーは「肩にのせるタイプ」のスピーカーを2017年10月14日に発売すると発表しました。肩にのせるってどういうことと思いましたが、現代の日本の住宅状況などを考えると、この新ジャンルスピーカーは以外とニーズがあるのかもしれません。
今回は、SRS-WS1がどんなスピーカーなのか紹介したいと思います。
肩にのせるスピーカーとは
ヘッドホンであれば当然耳に当てて使用しますが、これはスピーカーとヘッドホンの間のスピーカーと言えるでしょう。耳に直接当てるわけでもなく、部屋全体に音が聞こえるわけでもないのです。
このSRS-WS1は肩に乗せて使用するスピーカーなのです。形状は背中から肩、鎖骨のラインに沿った形になっており、長時間の使用でも快適な装着感が得られるように設計されているそうです。 http://www.sony.jp/active-speaker/products/SRS-WS1/index.html
音はどうなのか
両側に30mm、1Wのフルレンジスピーカーが搭載されています。
スピーカー上部にはスリットが空いており、その開口部から音が広がるようになっており、臨場感あふれる音場を作り上げます。
低音はサブウーハーでもなければ、小型のスピーカーでは再生が難しいですが、こんスピーカーには音連動のバイブレーション「バッシブラジエーター」により実現されているようです。これは振動板の振動により低音の迫力を再現するためのものです。
型式 | アンプ内蔵スピーカーシステム |
実用最大出力 | 1W + 1W |
スピーカーユニット | Φ30mm x 2 |
電源 | リチウムイオンバッテリー |
連続使用時間 | 約7時間 |
充電池充電時間 | 約3時間 |
幅 | 210nn |
高さ | 75nn |
奥行き | 205nn |
質量 | 約335g |
一番の魅力は、いつでも大迫力
一番いい音で、臨場感を楽しむにはスピーカーが一番ですが、映画の爆発音などの低音は特に響きますので、日本の住環境ではなかなか存分に迫力を楽しめる環境は少ないです。
そんな中、このウェラブルスピーカーは、そんな不満を解消してくれるスピーカーなのです。このスピーカーなら隣近所だけでなく、隣の部屋にいる人にも迷惑をかけずに楽しむことができます。
機器との接続は簡単
テレビなどとの接続は、付属の専用送信機と行います。送信機には光デジタルケーブルと音声ケーブルのどちらでも接続ができます。送信機から約30mは受信ができます。
また、スマホなどとの接続は専用のオーディオケーブルで直接スピーカーと接続することで簡単に視聴が可能です。
1つの送信機で2代同時に接続ができるのでカップルでも楽しむことができます。
発売日と価格
2017年10月14日発売予定です。価格は2万5000円程度となると思います。
あとがき
SRS-WS1はこれまでになかった新ジャンルのスピーカーです。確かに周辺に迷惑をかけずに大迫力を楽しめるというニーズはあると思いますが、このスタイルがどれだけ受け入れられ、需要があるのかに注目です。